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AACoRE > Projects > 人類社会の進化史的基盤研究

黒田末寿 (KURODA, Suehisa)

■所属・ステイタス : 滋賀県立大学人間文化学部・教授
■専門分野 : 霊長類社会学・焼畑
■対象(フィールド) : アフリカ中央域、日本滋賀県
■おもな著書/論文 :
●著書
・ (1999a、単著) 『人類進化再考:社会生成の考古学』 以文社、東京。

・ (1999b、単著) 『新版ピグミーチンパンジー:未知の類人猿』 以文社、東京。

・ (2002a、単著) 『自然学の未来:自然との共感』弘文堂、東京。

・ (2002b、共編) 『アフリカを歩く:フィールドノートの余白に』 以文社、東京。

●論文
・ (2002a ) 「溜池のある風景:特殊重粘土地帯の農と風土」西川幸治・村井康彦編、『間琵琶湖地域文化論』187-225、思文閣、京都。

・ (2002b) 「ピグミーチンパンジーのジェスチャー"come"再考」霊長類研究 17(3):277-282.

・ (2007) 「火と牛がつくった風景:高島市椋川のホトラ山(その1)人間文化(滋賀県立大学)19:12-17.

■ひとこと : 身体を動かして考える。この研究会では、これまでの思考法を壊してみたいのですが、なかなか・・・
写真は、ボノボののぞき込み。これは、なにかを誘うとか、意図を伝えるという解釈ではとらえきれない、相手の同意を伺うとか、相手に決定をゆだねるというような意味合いを含むと思われる行為である。そこには間主観性がうかがえると推測しているが、私にとって、いまだに明瞭に表現できないままの課題である。
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